
今回はこんな悩みを解決します。
結論、買うべきか悩んでいるなら「買わなくてもOK」です。
本記事の内容
- 車を買うべきか迷ったときに確認すべき2つのポイント
- 車を利用する別の選択肢2つ
本記事は「都市部で別の移動手段もある」という方向けの内容となっています。ご注意下さい。
それではまず「車を買うべきか迷ったときに確認すべきポイント2つ」について解説していきます。
車を買うべきか迷ったときに確認すべきポイント2つ
車を買うべきか迷ったときに確認すべきポイントは次の2つ。
確認ポイント2つ
- 車にかかる総費用
- 車の使用目的とその頻度
それではまず、ポイント①の車にかかる総費用について確認していきましょう。
確認ポイント①:車にかかる総費用
車の購入にかかる総費用は、次の公式から算出できます。
ポイント
総費用=「購入価格-売却価格」+維持費
「購入価格-売却価格」は車種やオプションの有無、新車、中古車などによってさまざまです。
ですので、本記事では軽自動車や普通車のコンパクトカーを買った場合を想定して、ざっくり50万~100万円と仮定します。

次は「車の維持費の相場」についてですが、結論、車の維持費には年間30万円前後かかります。
月あたりで換算すると維持費だけで2.5万円。
そして平均7.1年間はその車を保有しているので、維持費の総費用としては213万円が相場となります。
これらはあくまで相場なので、軽自動車であればもう少し安くなりますし、排気量の多い大型の自動車であればさらに高くなります。
また、ローンを組んで車を買った場合にはさらにプラスの料金がかかります。
これらの情報は「Gulliver|車の維持費「車種別目安一覧表」と節約のポイント」「日本自動車工業会|2020年度乗用車市場動向調査」を参考に算出した相場となっています。
ここまでの情報を整理すると、以下の通りです。
- 車を所持することで、維持費として毎月ざっくり2.5万円ほどかかる(ローンは含まない)
- 7年間(平均)車を所持していたとすると、260万~310万円程度かかる。
つづいて、次は車の使用目的とその頻度について確認していきます。
確認ポイント②:車の使用目的とその頻度
車を買うべきか悩んでいる方は、車の使用目的とその頻度について再確認することをおすすめします。
使用の目的と頻度を再確認すれば、自家用車の必要性が見えてくると思います。
例えば「日本自動車工業会|2020年度乗用車市場動向調査」の結果より、車を使う用途は「買物・用足しのため」が約4割程度ともっとも多くなっています。
また次に多いのは3割程度で「通勤・通学のため」です。
ですが、これらの目的のために必ずしも車は必要でしょうか。
先ほど解説しましたが、車を購入すると毎月2.5万円程度(相場)の維持費がかかってきます。
それは逆に車を買わなければ毎月2.5万円生活費が浮くということです。
こう考えると、車を買わずに浮いたお金で▼こんな部屋を借りるのも有りですよね。
- 職場にちかい部屋
- 数分でスーパーやコンビニにいける部屋
- 最寄りの駅に数分で着ける部屋
車を利用する目的とその頻度を再確認したら、次は車を買う以外の選択肢について検討しておくことが重要です。
つづいて、車を購入する以外に「車を利用できる別の選択肢」についても確認していきましょう。
車を利用できる別の選択肢2つ
車を利用する別の選択肢として、次の2つがあります。
別の選択肢2つ
- レンタカー
- カーシェアリング
車の購入の仕方として「カーリース」というものもありますが、結局駐車場や車の維持費がかかってくるのでここでは省略します。
それではそれぞれの特徴について解説していきます。
選択肢①:レンタカーの特徴
レンタカーは利用したいときに予約して借りるだけなので「普段は車を使わないけど、旅行等で利用したい」という方におすすめです。
軽自動車やコンパクトカーであれば、ざっくり以下の相場で借りることができます。
利用時間 | 値段(相場) |
~6時間 | 5,000円前後 |
~12時間 | 6,000円前後 |
~24時間 | 7~8,000円前後 |
月1~2回程度であれば、車の維持費より断然安く借りることができます。
また安く借りたい場合は、下記のようなレンタカーの料金比較サイトを使うと便利です。
≫『スカイチケット』
スカイチケットでは、指定した駅・時間で安く借りられるプランを確認することができます。意外と便利ですよ。
選択肢②:カーシェアリングの特徴
カーシェアリングとは、あらかじめ登録を行った会員間で車をシェアして使用するサービスのことです。
初回の登録や月会費(1000円ちょっと)の支払いが必要ですが、1回あたり200円程度/15分から利用できます。
短時間での利用も可能ですので、結論カーシェアリングは「車を買うのはもったいないけど日常的に車を利用したい」という方におすすめです。
ただ、注意点として次の3つがあげられます。
注意ポイント3つ
- 近くにステーション(▽画像)があること
- 乗り捨て等は出来ないこと
- 使わない月も月会費がかかること
出典:タイムズカーシェアリング
まずはお住まいの近隣に「ステーション」があるかを確認し、ステーションがある場合は利用の検討をしてみて下さい。
カーシェアリングサービスを行っているのは主に次の3社です。
それぞれリンク(青文字)をクリックすることで、ステーションの検索画面へ進むことができます。

カーシェアリングの詳細についてはこちらの記事を合わせてご覧ください。デメリットやメリットも解説されていて分かりやすいです。
上記カーシェアリング3社の比較についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
まとめ:車は買うべきか?総費用を比較しよう【結論:悩むなら買わなくてOK】
本記事はここまでとなります。
最後に本記事をまとめると、車を買うべきか悩んでいる方は、次のような別の選択肢をとって便利に暮らすのもアリだと思います。
別の選択肢
・利便性の高い場所に住む
・レンタカーやカーシェアリングを活用する
ムリはせずに自分にあった方法で、楽に過ごしていきましょう。
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