
今回は、こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- プラグインとは?
- プラグイン導入時の確認ポイント3つ
- プラグインのインストール手順
- wordpressのおすすめ必須プラグイン5選
- wordpressのおすすめ便利プラグイン3選
プラグインとは?

そんな初めてwordpressに触れる方に向けて、まずプラグインについての解説から始めていきます。
プラグインとは「wordpressの機能を拡張するもの」
プラグインとは、「wordpressの機能を拡張するもの」です。
イメージとしては、スマホ(wordpress)にアプリ(プラグイン)を入れるような感じ。
具体的にはwordpressにプラグインを導入することで、
下記のような「足りていない機能を補完」できたり「便利な機能を追加」することができます。
例)wordpressに追加できる補完機能
バックアップ機能・セキュリティ向上機能・バグ修正機能など
例)wordpressに追加できる便利機能
目次の追加機能・お問い合わせフォームの作成機能・装飾デザインの追加機能など
プラグインはwordpressの機能を拡張するものであり、大きく下記の2種類があることについて覚えておきましょう。
①「機能を補完するプラグイン」
②「便利機能を追加するプラグイン」
プラグインのデメリットと必要性
プラグインってwordpressの機能を追加して、色んなカスタマイズまで出来る!それって最高だね。
こう思ってしまいがちですが、実はプラグインの導入を慎重にすべき注意点もあります。
プラグインの注意点3つ
- プラグインは個人や会社が自由に作ることができる
- プラグインの更新も製作者の裁量に任せてある
- プラグイン同士の干渉については考慮されていない
そのため、具体的には下記のようなケース(デメリット)が生じる可能性もあります。
- セキュリティが脆弱なものがあり、プラグインからの悪質な侵入で被害が生じる。
- wordpressのバージョンに対応できずバグが生じる。
- セキュリティ対策が古くなって被害が生じる。
- プラグイン同士の干渉によってバグが生じる。
こういった理由からプラグインは慎重に導入を検討する必要があります。
では、「プラグインは慎重に導入を検討する」とはどう対応したらいいのでしょうか。
プラグインを導入時に確認するべきポイント3つ
上記のようなケースを避けるため、プラグインを導入する際には下記の3つについて確認しておくといいです。
プラグイン導入時に確認すべきポイント
- 使用者の多く評価も高い信頼できるモノか?
- 更新日が数か月前までと、比較的新しい状態か?
- プラグインを入れすぎていないか?(目安15個以下)
それでは、それぞれを詳しく解説していきます。
プラグイン導入時の確認ポイント①:使用者が多く評価が高いものか
まずポイント①について、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」というプラグインをみて確認してみましょう。
(この画面は、プラグインを追加する前に表示されます。)
こちらの「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」は、画像のとおり利用者が多く評価も高いことが分かります。
ですので、信頼性の高いプラグインだと確認することができました。
プラグイン導入時の確認ポイント②:更新が直近で行われているか
続いてポイント②更新日が数か月前と比較的新しい状態となっているか、について確認していきましょう。
ポイント②も最終更新が13時間前、とかなり直近で更新がなされています。
そのため、新しいwordpressのバージョンにも対応しており、セキュリティ対策も最新の状態にアップデートされている可能性が高いと判断できます。
ポイント②では更新頻度も重要なので、「数か月に一度は同様にプラグインの更新が行われているか確認する」こと。
プラグイン導入時の確認ポイント③:プラグインを入れすぎていないか
最後はポイント③「プラグインを入れすぎていないか?」という点ですが、目安はおよそ15個以下に抑えられるといいと言われています。
ですが、15個といってもイメージが難しいですよね。
実際僕がブログを運営する中では、足りない機能を補完するプラグインが5~6個、便利なプラグインを数個、その他テーマによって必要なプラグインがあれば導入している状況です。
とりあえずは、何でもプラグインを導入しないという意識だけ持っておきましょう。
また使用しているテーマによっては、導入する必要のない「便利なプラグイン」があったりします。
例として、ブログにお問い合わせフォームを追加できるプラグインで、有料テーマである『Affinger5』と『THETHOR』を比較してみましょう。
『Affinger5』
テーマ内にお問い合わせフォームの機能なし
▼
お問い合わせフォームを追加するプラグインを導入してみてもいい。
『THETHOR』
テーマ内にお問い合わせフォームの機能有り
▼
問い合わせフォームを追加するプラグインは必要ない。
Affinger5のテーマを利用していれば、お問い合わせフォームを追加するプラグインは導入してもいいかと思います。
ですが、今「THETHOR」というテーマをご利用の方は既にお問い合わせフォームの機能がテーマに付いているので、このプラグインを導入する必要性はないですね。
むしろこのようなプラグインを導入していくと、必然とプラグインが多くなってしまいがちです。
以上、これら3つのポイントに注意しながらwordpressにプラグインを導入していくといいですよ。
プラグインをインストールする手順
ここからはプラグインを導入するための手順について解説していきます。
プラグインをインストールする手順3つ
- プラグインの新規追加ページを開く
- プラグインのインストールを行う
- プラグインを有効化する
STEP①:プラグインの新規追加ページを開く
まずはwordpress管理画面を開き、次の手順通りに進めてください。
手順2つ
- プラグインをクリックする
- 新規追加をクリックする
下記の画面が開けたらOKです。
STEP②:プラグインのインストールを行う
手順3つ
- 検索欄にプラグイン名を入力
- 「今すぐインストール」をクリック
試しにインストールする際は、「Akismet Anti-Spam」と入力して試してみましょう。
インストールする前にプラグインの安全性が高いものか、忘れずに確認しておきましょう。
STEP③:プラグインを有効化する
最後にプラグインの有効化を忘れずにしておきましょう。
有効化はインストールした際の下記の画面からできます。
また一度にたくさんのプラグインをインストールだけした場合、
- 管理画面からプラグインをクリック
- インストール済みプラグインをクリック
の手順でインストール済みのプラグイン一覧が表示されます。この画面からでも有効化することができますよ。
wordpressのおすすめプラグイン8選
それでは本題のwordpressのおすすめプラグインを8つ紹介していきます。
wordpressのおすすめ必須プラグイン5選
まずは「機能を補完するインストールしておきたいwordpressプラグイン」を紹介していきます。

『BackWPup』
バックアップを取るためのプラグイン。インターネットでは、悪質なハッカーや悪質なウイルスの脅威にさらされているので、確実に導入しておいた方がいいです。
こちらのプラグインは【インストール+有効化+初期設定】が必要です。
初期設定については、こちらの記事の手順どおりに進めてみて下さい。
『Google XML Sitemaps』
サイトマップを作るプラグイン。
ざっくり「サイトマップを作ってどんな記事があるのか検索エンジン(Google)に伝えてくれるモノ」とイメージして頂ければOKです。
こちらも【インストール+有効化+初期設定】が必要となります。
初期設定はこちらの記事を参考に進めてみて下さい。
『Akismet Anti-Spam』
コメント欄などのスパム対策を行ってくれるプラグイン。実はこちら、wordpressを始めた時点が既にインストールされています。
ですので、インストールは不要で【有効化+初期設定】が必要となります。
『Broken Link Checker』
記事でサイト内のリンク切れを通知してくれるプラグイン。
例えば、リンク先の記事が削除された際に自動で通知を入れてくれます。記事が多くなった際に一つ一つリンク切れを確認するのは手間ですよね。
このプラグインは【インストール+有効化】のみでOKです。
その後の使い方、リンク切れの確認方法についてはこちらの記事を参考にするといいですよ。
『WP Multibyte Patch』
英語圏のwordpressに対して日本語ファイルを扱うために必須となるプラグイン。
例えば、日本語名の画像等を英語圏のwordpressにアップデートする際に、自動的に変換して補助してくれます。これにより、将来サーバーを切り替えたい時などに画像ファイルが消えるといった問題を解消してくれます。
こちらのプラグインは、【インストール+有効化】のみでOKです。
wordpressのおすすめ便利プラグイン3選
次は、便利プラグインを紹介します。
テーマの機能によってはそもそも要らない場合もあるので、インストールは慎重に行って下さい。
(当サイトでは『Affinger5』という有料テーマを使っています。)
『EWWW Image Optimizer』
画像を自動で軽量化してくれるプラグイン。
サイトでは記事が多くなるについて画像ファイルの容量が大きくなっていき、記事およびサイトの表示速度が低下していきます。すると、読者の離脱率が上がってしまう可能性がありますね。
そんな問題を出来る限り解消するために、こちらのプラグインを利用します。
こちらのプラグインは、【インストール+有効化+初期設定】が必要となります。
初期設定はこちらの記事を参考に進めてみて下さい。
『Login rebuilder』
管理画面へのログインページのURL【https://〇〇〇.〇〇/wp-admin】を変更し、セキュリティを高めることが可能なプラグイン。
例えば僕の場合【https://kairiblog.org/wp-admin】と打てば、だれでも管理画面へログインするためのページへ進めますね。
これだとwordpressのユーザー名、パスワードさえ分かればwordpressにログインすることが出来てしまいます。
このリスクを減らすため「そもそもログインページのURLを変えることができればいいじゃん」ということで、このプラグインが作成されました。
インストール数はそこまで多くないのですが、法人化ブロガーの沖ケイタさん(@namakemono0309)が利用していたりと、そこそこ信頼度は高いプラグインだと思います。
気になる方は、【インストール+有効化+初期設定】が必要なので、下記を参考にしてみて下さい。
『Contact Form 7』
お問い合わせフォームを追加するプラグインです。
当サイトでも利用していまして、こんなお問い合わせフォームを簡単に追加することができます。
こちらは【インストール+有効化+設置】が必要となります。
設置方法については、こちらの記事が参考になります。
AFFINGER5 お問い合わせフォームの設置とスパム対策【無料】
まとめ:wordpressのおすすめプラグイン8選【超初心者向け解説あり】
今回は
- プラグインの基礎知識
- プラグインのデメリットと必要性
- wordpressのおすすめ必須プラグイン5選
- wordpressのおすすめ便利プラグイン3選
について解説してきました。
今回解説および紹介したことが今後のブログ運営に役立つことでができればうれしく思います!